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半導体革命

column

コラム「人と経営」

最新版

半導体革命

1.デジタルの変化は創造を超える

iPhoneが世界で累計1億台を突破した年2011年6月、生前のスティーブ・ジョブス氏は「パソコンはまもなくデジタルライフの主役ではなくなる」今ではスマートフォンがパーソナルライフから仕事まで席巻した。

筆者は、インターネット黎明期の2000年シリコンバレーで成功していたヒューレット・パッカード社を訪問。30年後の未来と題した映像からは想像を超えた。そして、その映像が現実化しつつある。

どこでもコンピュータ、あらゆるものがネットワークに繋がる。人間に替わるAI(人工知能)が答えを導き出す。

2.AIの要はGPU

2012年、カナダ トロント大学の研究者がディープラーニング(深層学習)を用いて画像認識の分野で大きなブレークスルーを果たす。AIを飛躍的に向上させ、その時に用いたのがGPU(画像処理半導体)だ。

ChatGPTに代表される生成AIは膨大なデータを基に文章や画像、音声など様々な素材を事前トレーニングをする。そういった学習を可能にする。

生成AIは半導体革命のリーダー企業、NVIDIA(エヌビディア)が製造するGPUを使う。同社は高速大容量の計算能力を得意とするGPUの92%以上のシェアを握る。

3.半導体がコンピューティングを変える

NVIDIAは生産を外部に委託するファブレス企業で、生産はTSMC(台湾積体電路製造)が担った。当時、半導体産業の覇権を握っていたインテルは設計から製造までの垂直統合型のビジネスモデル。

NVIDIAは半導体集積回路の集積率は18ヶ月で2倍になると言う「ムーアの法則」を信じ、トランジスタの集積度を高めることで性能の向上とコストダウンを実現。創業者のファン氏は技術の進歩は顧客にも予見できないと。

半導体技術の進化は、新たな技術の実現にも寄与するだろう。自動運転技術やAI、量子コンピュータなど、これまでにない革新的な分野が開拓されていく。

(Written by 川下行三 24/05/10)
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